ジユウダイ

2005年から6回にわたり、札幌市内を舞台に中高生による短編映画制作を行ってきた子ども映画制作ワークショップ。中でも、発寒地区を舞台とした『命の樹』(2011年制作)、円山地区を舞台とした『僕らの興味期限切れの夏』(2012年制作)は、各地域コミュニティとコラボレーションした力作で、道内各地での上映会やゆうばり国際ファンタスティック映画祭、札幌国際短編映画祭、「地方の時代」映像祭などで上映されました。

そして、2013年。子ども映画制作ワークショップを引き継ぐ形で、コトニ夢映画制作プロジェクトが始動。8年間の集大成となる、長編映画『茜色クラリネット』の制作と劇場公開を目指します。本作の監督を務めるのは、子ども映画制作ワークショップに中学時代の3年間関わってきた坂本優乃さん(今年4月に高校生になったばかり!)。他、演出チームもすでに決定。そして5月12日、主要キャストを決める公開オーディションが、コンカリーニョで開催されました。

オーディションには、主人公の茜役に対して8人、親友の夏輝役に対して4人、そして新聞部員の大西役に対して1人が参加。カメラテストを受けたあと3シーンの演技を披露、その様子を審査員が真剣に見つめます。この日審査員を務めたのは、坂本監督、演出チーム、指導監督の早川渉さん、コトニ夢映画制作プロジェクト実行委員会から中島洋さんと麻生栄一さんの計8人。プラス、地域説明会への参加者や取材に訪れていた各メディアの方々、保護者の方々を含めると、なかなかの大人数。それらを前に堂々と演じる彼女たちからは、ひしひしと熱意が伝わってきて、全員を応援したい気持ちに。

左から永井洸伎さん、森田有紀さん、坂本優乃監督、佐藤楓子さん、佐藤莉奈さん

左から永井洸伎さん、森田有紀さん、坂本優乃監督、佐藤楓子さん、佐藤莉奈さん

印象的だったのは、オーディション開始とともに、スタッフの大人も中高生もスッと「つくり手の眼差し」になっていたこと。それを見たとき、8年間続いてきた本ワークショップの意義を改めて感じました。5時間にわたるオーディションの結果、大西役は永井洸伎さんに決定。審査が難航した茜役、夏輝役については、急遽次週に再オーディションを行うことに。そして、19日に行われた再オーディションで、茜役に佐藤楓子さん、夏輝役に佐藤莉奈さん、茜と夏輝の友人である藍役に森田有紀さんが決定しました。

今後は他のキャストも交え、毎週末にワークショップを実施し、7月からの撮影に備えます。撮影が始まったらまたこの場でご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

最後に、本プロジェクトでは一口3,000円から何口でも申し込める市民サポーターを募集しています。「中高生、プロの役者とスタッフ陣、地域コミュニティによる劇場公開映画」は、世界でも例のない取り組み。興味を持たれた方は、ぜひコトニ夢映画制作プロジェクトのホームページをのぞいてみてください。
(写真提供:コトニ夢映画制作プロジェクト実行委員会事務局)

※ 本プロジェクトへのお問い合わせは、want@k-yumecinema.comまでお願いいたします。


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