ジユウダイ

5月4日にKitara大ホールで開催された、札幌市内の中学生による合唱と吹奏楽の合同コンサート『コーラス&ブラス 〜中学生スペシャル!』。これは、毎年ゴールデンウィークに開催される音楽祭『Kitaraあ・ら・かると』の人気プログラムの一つで、今年は合唱が4校と吹奏楽が2校の総勢250名が出演。第1部は合唱、第2部は吹奏楽、第3部は合唱と吹奏楽による合同演奏という構成で、その中の2曲を第15代専属オルガニストのマリア・マグダレナ・カチョルさんが伴奏しました。

第1部は、オルガン伴奏で歌うモーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス』(なんと原語!)でスタート。続いて昭和の歌謡曲メドレー(楽しい振付あり!)や、誰もが中学高校時代に耳にしたであろう『大地讃頌』など、5曲を合同合唱団が披露。

第2部では合同吹奏楽団によるオペレッタ『メリー・ウィドウ』セレクションや、ディズニーランド・セレブレーションなど4曲が披露され、最後の合同演奏へ。

ステキな舞台の作り方

今回初めて知ったのは、平成21年当時、市内の中学生だった小林真由さんがつくった詩に札幌出身で東京芸大に進んだ横山未央子さんが曲をつけて誕生した『札幌の風、四季の道』という曲の存在。その曲が、世界に誇れる音響設計を持つコンサートホールKitaraで、未来の音楽家への可能性を秘めた中学生たちと一流のオルガニストによって演奏されている光景を見て、「札幌の音楽文化は、こうやって豊かな環境で育まれていくのだな」という想いに包まれました。

オルガニストのマグダレナさんに感想を聞いてみたところ、「オルガンは一人で演奏することが多いので、他の楽器とあわせることはとても楽しいです。子どもたちの合唱や演奏のクオリティも高くて素晴らしい!」というお返事が。出演した中学生にとっても、いろいろな先生の指導を受けながら異なる学校の人たちと一つの音楽を表現するプロセスを経て、Kitaraならではの降り注ぐような拍手を体験したことで、音楽への想いがさらに高まるきっかけになったはず。来年の彼らの歌声や演奏も楽しみです。

(写真提供:札幌コンサートホールKitara)


※ 本公演へのお問い合わせは、札幌コンサートホールKitara 事業係までお願いいたします。

<出演>
合唱:札幌市立北野台中学校/琴似中学校/手稲東中学校/北陽中学校
吹奏楽:札幌市立厚別中学校/藤野中学校
オルガン:マリア・マグダレナ・カチョル(第15代札幌コンサートホール専属オルガニスト)

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