ジユウダイ

FILM

2013.08.06 - 08.24

形態に働く思考の原形と文化的無意識
『つつみ の ことわり』

「折形(おりがた)」とは、贈答の際の「包み」と「結び」についての礼法。お正月などの祝箸包みやご祝儀袋など、今も私たちの暮らしに息づいている美しい日本の伝統です。その長く受け継がれてきた作法の意味を継承しつつ、「デザイン」という知の技術によって折形に新しい息吹を与えることを目指す、折形デザイン研究所とその代表であるグラフィックデザイナー山口信博さんによる、注目の展覧会をご紹介します。

折形は江戸時代に一般化し、洗練された形でさまざまなヴァリエーションが生み出されました。その様式とルールがまとめられたバイブル的な存在が、1840年に出版された伊勢貞丈の『包結図説』(上巻『包之記』、下巻『結之記』)。
『包之記』には23種の折形が図入りで紹介されていますが、そのほとんどは完成図と展開図のみ。この完成図と展開図の間の省略された手順を線図化し、それを通して形態に働く思考の原形や文化的無意識を読み解く、というのが『つつみのことわり 伊勢貞丈「包之記」の研究』展です。

初日の8/6(火)には、山口さんと家具デザイナーであり本展の会場構成も手がけた小泉誠さんによるトークショーを開催。また、8/5(月)と6日(火)には、山口さんと折形デザイン研究所の方々を講師に、実際に折形を体験するワークショップも開催されます。(詳細はこちらをご覧ください。)

展示では、彼らが10年以上にわたり古典とどのように向き合い、そこから飛躍して具体的な形へいかに着地させてきたかの一端も紹介。現代の暮らしの中で生き生きと機能する折形から、造形的な魅力やそこに現れる「こころ」に想いを馳せてみては。

展示詳細
タイトル 山口信博+折形デザイン研究所『つつみのことわり 伊勢貞丈「包之記」の研究』
会期 2013年8月6日(火) ~ 8月24日(土)
時間 12:00〜22:00
休館日 日曜 / 祝日
その他:8月14日(水) ~ 8月18日(日)
会場 越山計画(札幌市中央区北2条西3丁目 越山ビル2F)
入場料 無料
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叶多プランニング
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