ジユウダイ

FILM

2013.07.04 - 07.07

「女子」的なものの疾走
『わたし - THE CASSETTETAPE GIRLS DIARY』

2011年に『蒸発』で札幌劇場祭演出賞、2012年に『モスクワ』で札幌劇場祭作品賞を受賞するなど、札幌の演劇シーンでめきめきと頭角を現してきている劇団intro。主宰のイトウワカナさんは、2011年に自身が脚本・演出を手掛けた『0141≒3088』で大阪のインディペンデントシアターがプロデュースする全国ツアーに参加したほか、今年4月に大阪で上演された満月動物園『INDEPENDENT:通天閣』の中の一作品『庭園の花は、蜜』の脚本も手掛けるなど、活動の幅を道外にも広げつつあるお方です。

さて、そのintroの新作『わたし - THE CASSETTETAPE GIRLS DIARY』は、あらゆる女性に潜むさまざまな「女子」成分が舞台上で炸裂しながら、うずまく自意識の中を一気に駆け抜けるような作品。振付に舞踊家の東海林靖志さんを迎え、20人にもなる俳優たちと綿密につくり上げられる動きは、パワフルで、ときに毒があって残酷で、でもとことんポップ。特に、元々introが持っていた独特のグルーヴが大人数の俳優陣によって大幅に増幅したような、ミュージカルシーン“YES!パティシエ!”は最高です。

たくさんの身体によってぐにゃぐにゃと形を変えていく舞台空間は、まさに「女子」の内面そのもの。稽古を見学した時点ではまだ全貌は見えていなかったけれど、何かとても大きなものを見せてくれそうな予感に期待が高まります。
昨年の東京・こまばアゴラ劇場サマーフェスティバル『汎–PAN–』への参加に引き続き、本作も札幌公演後に東京の王子小劇場での公演が控えているintro。これから大きく飛躍していきそうな本劇団、必見です。

上映情報
タイトル 『わたし - THE CASSETTETAPE GIRLS DIARY』
日時 2013年
7月4日(木)20:00〜
5日(金)20:00〜
6日(土)14:00〜 / 18:00〜
7日(日)14:00〜 / 18:00〜
※ 開場は開演の30分前(上演時間は約90分を予定)
会場 生活支援型文化施設コンカリーニョ
(札幌市西区八軒1条西1丁目ザ・タワープレイス1F)
料金 前売:2,500円
当日:3,000円
コンカリーニョメルマガ会員:2,200円
チケット予約 CoRich
お問い合わせ intro
TEL:090-2698-1955 / MAIL:intro.weblog@gmail.com
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