ジユウダイ

デザイン:清水俊洋

FILM

2013.05.31 - 06.02

上辺だけの情報にすがりながら、
私たちは一体どこへ行こうとしているのか?

関西を拠点に活動する極東退屈道場は、伊丹想流私塾にて北村想さんに劇作を師事した林慎一郎さんが主宰する演劇ユニット。このたび、全国5都市を巡るツアーで札幌に初登場です。上演するのは、都市に暮らす人々の姿を俯瞰的な目線で点描し、日に日に不安定さを増す一方の現代日本を蜃気楼のように立ち上げる『サブウェイ』

撮影:石川隆三

「日本の地下鉄を舞台とした、外国人映画監督によるドキュメンタリー映画」を軸に、編集前の映像を思わせるノイジーなシーンと映画にまつわる現実の出来事が、複雑に絡み合って展開する本作。登場人物のナンセンスなやり取りによって話の筋を追いかけようとする観客を煙に巻きつつ、時折放たれる時代の空気を剥き出しにした言葉がくさびとなり、終演後にじわじわと全体像がつかめてくる面白さがあります。

撮影:石川隆三

また、振付家・ダンサーの原和代さんとほぼ共同演出の体制をとり、身体表現を言葉と同じ位置付けで導入。言葉ではなく踊りで表現される会話や関係性は、やんわりと「理解」を拒みながら、見る人の想像力を刺激します。(特に、ある登場人物の独白から生まれる衝動が、動きで表現されるシーンは秀逸!)

本作は2010年11月に大阪にて初演後、翌年に東京の王子小劇場で再演し、劇場から年間上演団体に贈られる「佐藤佐吉演劇賞 2011」の最優秀脚本賞・演出賞を(その他複数の賞も)受賞。さらにはその年の第18回OMS戯曲賞大賞も受賞と、確かな評価としても結実。あらゆるものがどんどん上書き保存されていく現代において、上辺だけの情報にすがりながら、私たちは一体どこへ行こうとしているのか?『サブウェイ』に乗り込んで、見届けようではありませんか。

上映情報
タイトル 『サブウェイ』
日時 2013年5月31日(金)19:30〜
2013年6月1日(土)14:00〜/18:00〜
2013年6月2日(日)14:00〜
※ 受付開始・当日券販売は開演の40分前、開場は30分前。(上演時間は約100分を予定)
会場 扇谷記念スタジオ・シアターZOO
(札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F)
料金 一般前売2,500円・当日2,800円
ペア4,500円(※前売・予約のみ)
ユース料金(22歳以下)1,500円
(※前売・予約のみ/受付にて証明書をご提示ください)
高校生以下前売・当日ともに1,000円(受付にて学生証をご提示ください)
チケット予約 ticket@taikutsu.info
CoRich札幌公演ページ
扇谷記念スタジオ・シアターZOO 011-551-0909
お問い合わせ askto@taikutsu.info
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