ジユウダイ

FILM

2013.03.08 - 03.09

ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイスの
初期作品を無料上映。

ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイスは、日常的空間の中にささやかな歪みを仕掛けることで、なにげないものの存在意義や人の生き方を問う作品を制作している2人組アーティスト。
ヴェネツィア・ビエンナーレでの金獅子賞受賞をはじめ、世界中で大規模な個展を開催するなど、スイス・アートの巨匠と呼ばれる存在です。
その彼らの初期作品3本(『ゆずれない事』、『正しい方向』、『事の次第』)が、
北海道立近代美術館の映像フェスティバルで無料上映!

『ゆずれない事』The Least Resistance/Der Geringste Widerstand
1981年 30mins/カラー/DVD(original:16mm)

『ゆずれない事』は彼らの初めての映像作品で、『正しい方向』はその続編ともいえる作品。
主人公は着ぐるみのネズミ(フィッシュリ)とパンダ(ヴァイス)。
人間社会や大自然の中に着ぐるみ、というユーモラスな設定ですが、印象的な台詞やシーンの連なりに、芸術や哲学について想いを馳せてしまうような「引っかかり」があるはず。
『正しい方向』の最後に鳴り響く、宇宙的な音色の出所にも思わずニヤリ。

『正しい方向』The Right Way/Der Rechte Weg
1981年 55mins/カラー/DVD(original:16mm)

『事の次第』は、日常の道具やガラクタがドミノ倒しのように連鎖反応を起こしていく、
元祖ピタゴラスイッチと呼ばれる作品。

『事の次第』The Way Things Go/Der Lauf der Dinge
1986-87年 30mins/カラー/DVD(original:16mm)

転がるタイヤ、噴出する火や煙、広がる泡...そうやって次々に伝達されていくエネルギーによって、
本来起こるはずのなかった現象が生まれていく様子は、物事の因果関係や生の連鎖などを連想させます。緻密な設計で見る者の目を離さないところから、「オブジェによるヒッチコック映画」とも言われているそうな。

些細なモノ・コトによってさまざまな連想や思考を刺激する彼らの作品世界を、
この機会に体験してみてください。

9日のみ上映終了後に特別講演会あり!

東京の独り暮らしの部屋を撮影した写真集『TOKYO STYLE』や、日本各地に散在する秘宝館や町おこし施設などの珍スポットを追う『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』など、独特の視点で注目をあびる都築響一さんによる講演会。「映像や写真にあらわれるユーモア」についてお話される予定とのこと。
こちらもぜひご参加を。

公演情報
タイトル 映像フェスティバル2013
よくある逆さま言葉 ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイスの世界
日時 2013年3月8日(金)13:30〜(約120分)
2013年3月9日(土)13:30〜(約120分)15:30〜 特別講演会(約60分)
会場 北海道立近代美術館 講堂(札幌市中央区北1条西17丁目)
入場料 入場無料/全席自由(先着230名)
お問合せ 011-644-6882
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